#189 ジョギングなどの有酸素運動だけでダイエットしようとするのはオススメしない

運動が苦手な人の為の引き締め専門トレーナー、荒井 智史です。
『ボディメイクで人々の自尊心を高め、日本を元気に!』をモットーに活動。
JRA日本中央競馬会 関東で唯一の騎手実践課程ストレングス&コンディショニングコーチや、amazonランキング1位の著者として本の執筆もしています。


ダイエットしたいけど、きつい筋トレや食事改善は嫌だから有酸素運動だけで痩せよう!
そう思ってるとしたら、とても危険です。
そこで今回は、ジョギングなどの有酸素運動だけでダイエットをすべきではない理由3つをご紹介します。

まず1つ目が、有酸素運動の消費カロリーはとても少ないことです。
ジョギングのカロリーは大まかに計算すると、『体重×移動距離=消費カロリー』になります。
体重60キロの人が5km走れば、60kg×5km=300kcalです。


体脂肪1kgは7200kcalあります。
つまり体重60kg の人がフルマラソンを走ったとしても、60kg×42km=2520kcalで7200kcalには全く届きません。

実際に走った後は体重が減っていますが、それは水分による体重減少ですぐに元に戻ってしまいます。
体脂肪は、瞬間的には減りません。
これを考慮すると、有酸素運動だけで痩せていくのがいかに非効率か分かると思います。

そして2つ目の理由が、ジョギングのみの有酸素運動で痩せようとすると膝などの関節に負担がかかるということです。
過体重の人がひたすら有酸素運動で痩せようとすると、着地の衝撃により膝に負担がかかってしまいます。


私は運動指導歴が12年ありますが、ダイエットの挫折パターンの定番としては
①キツい筋トレや食事改善が嫌だから、有酸素運動だけで痩せよう!
②着地の衝撃で膝を痛める。
③続かずに挫折・・・
こんな流れの人が多すぎます。
なので関節を負担を防ぐためにも、有酸素運動だけで痩せるという考えは避けた方が賢明です。

膝に負担がかかるから、自転車やウォーキング、水泳で痩せよう!と思うかもしれませんが、これらの消費カロリーも微々たるものです。

そして3つ目の理由が、有酸素運動のみだと基礎代謝が向上しにくいという点です。
基礎代謝とは、何もしていなくても消費されるカロリーを表します。
基礎代謝を上げるには、筋肉量を上げる事が最も効率的です。
そして筋肉量を上げるには、筋トレをするのが最も効果的です。


ジョギングなどの有酸素運動は、筋肉量の向上効果は見込むことができません。
筋トレをして基礎代謝が上がる事は、労働に例えると不労所得が増えるような状態です。
反対に有酸素運動だけで痩せようという人は、労働所得だけでお金を稼ごうとしているのと同じです。

以上、有酸素運動だけで痩せるのは避けた方がいい理由として3つ挙げさせていただきました。
①消費カロリーが少ないこと
②膝に負担がかかること
③基礎代謝が向上していかないこと

きつい筋トレや食事改善は嫌かもしれませんが、やるしかないのです。
理想の体を獲得したいなら、覚悟を決めましょう。

覚悟を決めたあなたのパーソナルご受講、心よりお待ちしています。 

編集後記

おかしい・・・
24日は有馬記念以外、特にこれといったイベントは無いはずなのに妙に街中がキラキラしている・・・。

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