#14 痛みが無くなったから怪我が完治したとは限らない

パーソナルトレーナーの荒井です。

日常生活で身体を痛めてしまったことはありますか?

もし怪我をしてしまった場合は完治を目指すことが目標になりますが、
痛みが取れたからといって完治したとは限りません。


何故ならそれは『痛み』という『結果』が解消されたに過ぎず、痛みの元となった『原因』にフォーカスが出来ていないからです。


そもそもの痛みを引き起こした原因を明らかにし、改善しなければ怪我の再発のリスクが高まります。

分かりやすく水漏れに例えてみます。

水漏れの事故が起きて床がビショビショになりました。
あなたはその床をモップで懸命に拭き取ります。
ある程度床を拭き終わったら『よし、これで一安心♪』となるでしょうか?
そもそもの原因である水漏れを修理しないとまた床がビショビショになるはずです。

怪我のケースもこれと同様です。
事故が起きた『原因』を突き止め改善しなければまた同じ事故が起こるはずです。

プロアスリートであっても同じ箇所を怪我する人は多いです。

その怪我は何が原因で起きたのか?
それは身体の使い方であったり、柔軟性不足だったり筋力不足だったり様々な要因が考えられます。
それらをハッキリとすることで怪我の再発のリスクは格段に減らせるのです。

ですが自分一人ではその原因を特定することは難しいのでキチンと専門家の意見を参考にして改善に取り組むことが必要です。

痛みが取れただけで一喜一憂せず痛みの原因を改善して再発防止に努めていきましょう。

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