#217 ダイエット始めたてのうちは質より量を求めるべし

運動が苦手な人の為の引き締め専門トレーナー、荒井智史です。
『ボディメイクで人々の自尊心を高め、日本を元気に！』をモットーに活動。
JRA日本中央競馬会関東で唯一の騎手実践課程ストレングス＆コンディショニングコーチやamazonランキング1位の電子書籍作家として本の執筆もしています。

多くの方のダイエット指導をしていて、続かない人に共通する点があります。
それは、最初から必要以上に質を求めている事です。

量質転化の法則という言葉があります。
これは一定以上の量をこなす事で、質が強化されるという意味です。

例えば掛け算の九九を覚えたときは、ひたすら量稽古をこなしていたはず。
このようにダイエットも一定の量をこなさない事には、質が強化されないのです。

その逆でダイエットが続かない人は、最初から細かい事ばかり気にしていて、肝心の量をこなす事をおろそかにしがちです。
俗にいうノウハウコレクターと言って、知識だけ頭でっかちになり行動が伴わないのは、ジャンル問わずダメパターンと言えるでしょう。

結局のところ、どんな優れたノウハウでも続けなければ効果なんて見込めません。
なのでダイエットを始めて最初の3ヶ月程度は、小手先のノウハウは最小限で構わないです。

それよりも『いかに続けるか？』にフォーカスをしましょう。
ジム通いが1年続く人は４％しかいないと言われており、５０％が2ヶ月以内に幽霊会員になるというデータが存在します。

質より量の方が大切なのは分かったけど、どのくらいの量が必要なのか？
これを知るには、パーソナルトレーニングを受けるのが有効です。

パーソナルを受けることで、このくらいの量が必要なんだという基準値を知ることが出来ます。
また最初の2ヶ月だけでもパーソナルを受ければ、ジム通いが習慣化され幽霊会員になるリスクを回避できるのです。

引き締まったカラダの人と、あなたとでは何が違うのか？
それはやはり、ボディメイクに投じた時間とお金の量が違うのです。

まずは必要以上に質を求めるのではなく、量稽古をこなす事を意識しましょう。
量稽古をこなせば、必然と質が強化されるからです。