#181 “知らないと損する”ダイエットに挫折しない為のたった1つの方法
運動が苦手な人の為の引き締め専門トレーナー、荒井 智史です。
『ボディメイクで人々の自尊心を高め、日本を元気に!』をモットーに活動。
JRA日本中央競馬会 関東で唯一の騎手実践課程ストレングス&コンディショニングコーチやamazonランキング1位の電子書籍作家として本の執筆もしています。
『ダイエットを頑張りたいけど、いつも途中で挫折してしまう・・・』
そんなお悩みを抱えてはいませんか?
本日はそんなあなたの為に、ダイエットに挫折しないための強力な方法をお伝えしていきます。
まずあなたに質問です。
以下の2つの選択肢はどちらが脱落者が多いと思いますか?
A:大きな苦痛を伴うが、苦痛の期間は短い
B:Aほどの苦痛は無いが、苦痛の期間が長い
この選択に答えを出したのが、ダニエル・カーネマン著『ファスト&スロー』に掲載されている研究結果です。
書籍では内視鏡検査での不快感をもとに研究を行っています。
この調査報告はピーク・エンドの法則と言われています。
簡単にまとめると、人間が苦痛を感じる要因は、苦痛の長さではなく最大値で決まるということです。
つまり上記の選択肢では、Aの方が脱落者が多くなります。
これをダイエットに当てはめると、短期間で大きく痩せようとするのは挫折を生みやすく、反対に長期間でコツコツ痩せるのは挫折をしにくいということです。
短期間で痩せようとする人は、苦痛の時間が短い方が乗り越えられるだろうと思いがちですが、それは大きな間違いと言えるでしょう。
例えば5kg痩せるとすると、脂肪1kgは7200kcalあるので、7200kcal×5kg=36000kcal。
5kg痩せるには、合計でマイナス36000kcalの状態を作らなければいけません。
これを3ヶ月で達成しようとしたら、36000kcal÷90日=400kcal
1日あたり400kcalマイナスの状態を作れば達成できます。
しかしこれを1ヶ月で達成しようとすると、36000kcal÷30日=1200kcal
1日で、1200kcalものマイナスの状態を作らなければいけません。
つまり苦痛の期間は短いものの、苦痛の最大値は3ヶ月で痩せるよりも高くなります。
その結果ピーク・エンドの法則に当てはめると、長期間で痩せようとするよりも挫折をしやすくなるのです。
以上の内容をまとめると、
・苦痛は期間ではなく、最大値で決まる。
・短期間で痩せようとするのは、苦痛の期間が短いから出来そうに感じるが、苦痛の最大値が上がるので逆に挫折をしやすくなる。
・長期間でコツコツ痩せるのが挫折をしないコツである。
ということです。
しかし、『それでも私は短期間で痩せたいんです!』という人に私から一言。
あのね?あなた自分の実力を過大評価しすぎ。
そんな短期間で変われる天才的な才能があるなら、そもそも太っとらん。
時間はかかるけど、確実にカラダを変えたい!そんなあなたのご受講をお待ちしております。
編集後記
新作が公開されるので、トランスフォーマーの過去作をアマプラで一気見。
トランスフォーマー自体もカッコいいですが、米軍の活躍ぶりが本当にカッコいい。
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