#166 有酸素運動をすれば脂肪が減るわけでは無い
引き締め専門トレーナーの荒井です。
『ボディメイクを通じて人々の自尊心を高め、日本を元気に!』をモットーに活動中です。
一般の方の指導の他、関東で唯一のJRA日本中央競馬会 騎手実践課程のフィジカルコーチやamazonランキング1位の著者としても活動しています。
ボディメイクにおいて、有酸素運動をすれば体脂肪は減っていく!と思っていませんか?
残念ながら、有酸素運動したからといって脂肪が減っていくとは限りません。
なぜなら、摂取カロリーよりも消費カロリーが上回らなければ、有酸素運動をしても体脂肪が減ることはないからです。
それでは詳しく解説をしていきます。
まず初めに、有酸素運動とはジョギングやランニング・ウォーキングなど長時間行えるような軽めの負荷の運動のことをいいます。(テニスやバドミントンなどのラリースポーツは一見有酸素運動に見えますが、間欠的持久力が問われる無酸素運動です。)
フィットネスクラブでは、トレッドミルと言われるランニングマシンがとても人気です。
有酸素運動は長い時間行うことで、脂肪を優先的にエネルギーとして使うことが可能です。
しかし脂肪をエネルギーに使ったからといって、その場で体脂肪が極端に減ったりすることはありません。
有酸素運動をしようがしまいが、1日の総摂取カロリーが消費よりも摂取の方が上回っていれば、体脂肪が減ることはないのです。
逆を言えば有酸素運動をしなくても、食事を意識して消費カロリーの方が上回る現象を作れば、体脂肪は減っていきます。
目的は、摂取カロリーよりも消費カロリーが上回る状態を作ること。
そのための手段として、有酸素運動を用いるのは構いません。
しかし、多くの人が有酸素運動をすることが目的になってしまっています。
10年以上運動指導の仕事をしておりますが、体脂肪を減らす事において、有酸素運動は世間一般の皆様に過大評価をされがちです。
有酸素運動は心肺機能を高めたり、脳の認知能力を高めるためには大いに力を発揮します。
しかし、脂肪を減らすこととなるとかなり非効率です。
おにぎり1個分のカロリーを消費しようと思ったら、1時間ウォーキングをしないといけません。
投資した時間に対しての見返りが非常に少ないのです。
また、おにぎり1個分のカロリーを消費したとしても、その日の食事で摂取カロリーのが大きく上回ってしまえば、脂肪が減ることはないのです。
以上のことから、有酸素運動をすれば体脂肪は減っていくという勘違いをしないようにしましょう。
一番大事なのは、その日1日のカロリー収支です。
編集後記
最近は永守重信さんの本が好きです。
根性論は好きではありませんが、何事も最終的に行き着くところはそこだなと感じます。
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