#157 時間とお金の節約の為に入浴をシャワーで済ませる人は多いが、実は節約になっていないという話


引き締め専門トレーナーの荒井です。
『ボディメイクを通じて人々の自尊心を高め、日本を元気に!』をモットーに活動中です。
一般の方の指導の他、関東で唯一のJRA日本中央競馬会 騎手実践課程のフィジカルコーチやamazonランキング1位の著者としても活動しています。


先日FacebookとTwitterにてこのような投稿をしました。


皆様からのリアクションが非常に良かったので、本日はこの内容について詳しく深掘りをしていきます。
時間やお金の節約のために、入浴をシャワーだけで済ませる習慣の方が非常に多いです。
しかし、こういった習慣は実は時間とお金の節約にはなっていません。


まず1つ目の時間の節約にはならない事について、解説をしていきます。
入浴をシャワーだけで済ませると、疲労が思ったように回復しません。
湯船に浸かることで、血流が良くなり疲労回復が促進されます。


シャワーのみだとカラダが温まらず、疲れが溜まりやすくなってしまうのです。
その結果、寿命が縮むリスクが高まります。
一見時間の短縮になっていそうでも、長い目で見れば時間の節約にはなっていないのです。


2つ目の、お金の節約にならないということについても解説していきます。
先ほども言った通り、シャワーのみだと血流が良くならないので、肩こりや腰痛などを引き起こすリスクが高まります。
その結果、通院をして治療費がかかったり、カラダの痛みにより仕事の生産性が低くなることでしょう。
こちらも長い目で見れば、お金の節約にはなりません。


私は10年以上運動指導の仕事をしていますが、肩こりや腰痛をお持ちの方・太りやすい方に共通するのが、入浴をシャワーのみで済ませていることです。
シャワーのみだと、低体温になるリスクが高くなります。
血流が悪くなり、慢性的な身体の痛みに繋がることでしょう。
また低体温だと代謝も落ちてしまい、1日に消費されるカロリーの量が低くなってしまいます。
その結果、太りやすくなるのです。


以上のことから、時間とお金の節約のために入浴をシャワーのみで済ますのは、なるべく避けましょう。
毎日湯船に浸かる必要はありませんが、2日に1回だけでも湯船に浸かることをオススメします。
運動や食生活も大事ですが、それ以外の日常の習慣を改善することが理想の身体に近づく大きな礎となります。

編集後記

宝島社様から出版されたこちらの書籍に、マスタートレーナーとして名前が掲載されました。