#139 怪我をしていない側だけでも筋トレをすると、怪我した側の筋力の低下も防げる


引き締め専門トレーナーの荒井です。
『ボディメイクを通じて人々の自尊心を高め、日本を元気に!』をモットーに活動しています。

足首や手首を怪我してしまった・・・。
完全に治るまで、トレーニングはお休みしておこう・・・。


あなたも、このように考えてはいませんか?
もちろん重度の怪我なら安静は大事。


しかし、運動ができる範囲の怪我であれば、痛めていない側だけでも筋トレをすることがオススメです。
なぜなら、そうすることで神経伝達により、怪我をしている側の筋力の衰えを防ぐことができるからです。
そして、怪我が完治したときに左右差が大きく出てしまうことを抑制する効果が期待できます。



それでは詳しく解説をしていきます。


今回ご紹介するのは、『クロスエデュケーション』という理論です。
これは怪我をした場合には、怪我をしてない側の筋トレをすることで、受傷部位の筋力低下を防ぐことができるというものです



怪我をしたからといって、治るまでずっと安静にしていると、いざ実際に治った時に大きく左右差が出てしまいます。
そんな時に役立つのが、クロスエデュケーションです。


一見すると、さらに左右差を助長してしまうようなイメージを持つかもしれませんが、クロスエデュケーションにはしっかりとエビデンス(科学的根拠)が存在します。


2004年に発表された、クロスエデュケーションに関するメタアナリシス(複数の研究結果を求めたもの)でも有効性が実証されています。


このメタアナリシスでは、トレーニングをした側の筋力の向上率の約30%の向上が、怪我をしている側にも見られたことが報告されています。


最終的にはお医者様の判断にもよりますが、怪我をしたから完全にトレーニングを休むのではなく、怪我をしていない反対方向のトレーニングだけでもやって見ることがオススメです。
そうすることで、復帰後にも左右差が少なくスムーズに体を動かすことが可能になります。

編集後記

体幹トレーニングの第一人者であり、サッカー日本代表 長友佑都選手や久保建英選手のトレーナーも務めている木場克己先生から、この度KOBA式体幹バランスライセンス協会のマスタートレーナーに認定をされました。

今後はトレーナーとしてだけでなく、後進のトレーナー育成にも力を注いでいきます。



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