#46 ダイエットは食べてはいけない物よりも食べて良い物を意識した方が成功しやすい

パーソナルトレーナーの荒井です。


ダイエット中は食べてはいけないものよりも食べて良いもの、または積極的に食べると良いものを意識したほうが目標を達成しやすいです。
なぜなら人間の脳は食べてはいけないと考えると余計に食べてしまいたくなる性質を持っているからです。


食べてはいけないと思うと余計に食べたくなる
このようにしてはいけないと言われると余計にそれをしたくなる現象は心理学用語でロミオとジュリエット効果と言われています。
ロミオとジュリエットは周りの人から恋愛を反対された結果、2人の間でより一層恋愛感情が高まってしまったお話です。


これは食欲に関しても同様のことが言えます。
なぜこういった現象が起きてしまうかと言うと潜在意識顕在意識という二つの脳の意識によって説明ができます。


潜在意識というのは無意識に考えていること。
顕在意識というのは意識的に考えていることを指します。

驚くことに人間の脳は潜在意識・無意識が97%を司っているのです。



例えばケーキを食べてはいけないと強く念じてしまうと脳には無意識のうちにケーキそのものがインプットされ逆に食べたくなってしまうのです。
それだけ潜在意識というのは無意識が故に単純な思考回路をしています。



例えば野球選手ではカーブの得意なピッチャーと対峙した時にカーブに手を出してはいけないと強く念じれば念じるほどカーブに手を出してしまうというような現象が起こってしまいます。
ではどのように対応すればいいかと言うとやって良いことをしっかり決めることです。



野球の場合はストレートが来たらバットを振ると言うようにやって良いことを決めるのです。



食事も同じで食べてはいけないを意識するのではなくて食べていいものを積極的に摂ると考えた方がダイエットに成功しやすいです。



私のパーソナルトレーニングでは卵や鶏肉(ささみ・胸肉)牛肉の赤身、緑黄色野菜、糖精度の低い穀類など。
お酒を飲むなら赤ワインとような感じで摂っても良い物、または積極的に取るべきものをお伝えするようにしています。



特に牛肉の赤身などはタンパク質だけではなくカルニチンという脂肪を優先的に燃やしてくれる栄養素も多く入ってるのでおすすめです。


お酒は極力避けたいとこですが先ほどから延べているように飲んではいけないと言うとより飲みたくなってしまいます。
なのでこの場合は赤ワインを飲むと良いでしょう。
(量はわきまえるべきです)
赤ワインに含まれるポリフェノールは若さを保つ効果が期待できます。



この様にダイエット中は食べてはいけないを意識するとよりその食品を食べたくなってしまうので、何なら食べてもいいのか、何を積極的に摂るべきなのかをはっきりと見極めて食事をしていくと良いでしょう。

 

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