#212 ダイエットをこれから始める人が1番気にしなければならない事


運動が苦手な人の為の引き締め専門トレーナー、荒井 智史です。
『ボディメイクで人々の自尊心を高め、日本を元気に!』をモットーに活動。
JRA日本中央競馬会 関東で唯一の騎手実践課程ストレングス&コンディショニングコーチや、amazonランキング1位の電子書籍作家として本の執筆もしています。

これからダイエットを始めようとしている。
そんな人が1番気にしなければならない事があります。
それは『いかに続けるか?』だけにフォーカスする事です。


よくある間違ったパターンとしては、必要以上に小手先のノウハウだけを求める事です。
『午前と午後、どっちにやった方が筋トレの効果はアップするんですか?』
『どの順番でエクササイズをすれば、1番効果が出るんですか?』
などなど。


好奇心旺盛なのは、とても良い事です。
しかしこういう細かい部分は80点のものを81点にするくらいの感覚でしかありません。


そんな事より大事なのは、続けることにフォーカスをすること。
だって知識を得ても、みんな続かないのですから。


知識だけ得てカラダが変わるなら、世の中から肥満は根絶しているはず。
知識なんていくらでもネットで探せますし、AIも発達していますからね。


じゃあ何でみんなカラダが変わらないかと言うと、知識を得ても続かないからなんですよ。
実際にジム通いが1年続く人は、4%しかいないという研究結果も発表されています。


私のパーソナルの初回体験でも、たまに1回だけ受けて後は自分でやります的な考えの人がきます。
こちらもプロなので、知識はある程度教えますが、何ヶ月かたってジムの会員情報を見てみると、100%みんな続かなくて退会してるんですよ。


まあ、はなから覚悟が無かったといえばそれまでですが、結局みんなノウハウを得ても続けられないんですよね。
だから小手先のノウハウばっかり調べないで、『じゃあそれを続けるにはどうすればいいか?』にリソースを注ぎ込むべきなんです。



どんなに優れたノウハウでも結局続けないことには、絶対効果なんで出ませんからね。
質なんてものは、ある一定の量をこなした人だけが獲得できるんですよ。



たまーに必要以上に細かいことまで質問してくる人もいますが、そういう人の脳内って『量稽古からの逃げ』で溢れています。
量稽古から逃げたいから、必要以上に細かいことまで気にするんです。
で、結局ノウハウを得ても行動に移さない&続かない。


だから、これからダイエットを始める人は量稽古から逃げないマインドを持つのが大切です。
引き締まったカラダの人たちって、そもそも量稽古が桁違いですから。


そう言うと、『自分はマッチョになりたいわけじゃない』って反論が来るのが定石なのですが、
現時点でカラダが弛んでいる時点で、あなたにそんな才能は全くありません。ご安心ください。

口よりカラダを動かすのが先です。


以上のことから、ダイエット初心者はまず『いかに続けるか?』だけにフォーカスしましょう。
小手先のノウハウだけを詰め込んでも、どうせ続かないのですから。

編集後記


年末年始は少し長めの休みを取る予定です。
受講者の皆様、ご不便をおかけします。

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