#192 YouTubeを観て分かった、太っている人の食事の共通点
運動が苦手な人の為の引き締め専門トレーナー、荒井 智史です。
『ボディメイクで人々の自尊心を高め、日本を元気に!』をモットーに活動。
JRA日本中央競馬会 関東で唯一の騎手実践課程ストレングス&コンディショニングコーチやamazonランキング1位の電子書籍作家として本の執筆もしています。
先日リサーチがてらに、太っている人の1日の食事をYouTubeで観ていました。
太っている人たちはこんなに食べているのか・・・。
と驚愕しましたが、何名もの動画を観察する中で、1日の食事に共通する傾向が浮かび上がりました。
その中で注目すべきなのは、食事の質に関する要素です。
これらの共通点を解明し、ダイエットを目指す人たちにどのような食事改善をすればいいかについて解説をしていきます。
1. そもそも柔らかい物ばかり食べている。
太っている人たちが共通しているのは、食事が柔らかい物ばかりであることです。
具体的には白米・麺類・菓子パン・スイーツなど。
これらには、炭水化物や脂質が過剰に摂られがちな傾向が見られます。
このような食事の栄養バランスの偏りは、ダイエットの妨げになり得ます。なのでバランスの取れた食事への転換が重要です。
炭水化物や脂質の多い食品は喉の通りがよく、ほとんど噛まなくても食すことができます。
その結果満腹中枢が刺激されず、過食傾向に走ってしまうのです。
『いくら食べてもお腹いっぱいにならない!』という人はそもそも柔らかい物ばかり食べすぎです。
2. タンパク質の摂取が少ない&加工肉ばかり食べている。
肥満傾向の人に共通するポイントとして、タンパク質の不足が挙げられます。
満腹中枢を刺激するためには、タンパク質の摂取が欠かせません。
しかし、肥満傾向の高い人たちは肉といっても加工肉(ウインナーやハム、ハンバーグなど)ばかり食べています。
ダイエットを目指す人たちは加工肉ではなく、鶏肉や魚、卵など様々なタンパク質源を取り入れましょう。
試しに塩茹でしただけの鶏胸肉食べてみてください。
咀嚼が必要なので、慣れないと3口でギブアップしますから。
3. 食物繊維の摂取が少ない
3つ目の共通点が食物繊維の摂取が少ないことです。
もっと言うと野菜の摂取が少ない。
食物繊維の多い食品は、咀嚼が必要なため食欲のコントロールにも役立ちます。
マッチョが減量中にブロッコリーを食べるのは、そもそも良く噛まないと飲み込めない→その結果満腹になるのも理由の1つです。
また食物繊維の摂取が少ないと、腸内環境が乱れてしまいます。
腸は自律神経のコントロールを担っているので、ストレスが溜まりやすくなり、その結果過食に走ってしまうのです。
そして食物繊維が不足すると、便通が悪くなりお腹がパンパンに張ってしまいます。
毎食は厳しくても、3食のうち1食は野菜を摂取しましょう。(フライドポテトは違うぞ)
以上のことから、太っている人たちの食事に共通することは、言われてみれば当たり前のことばかりです。
でもその当たり前の積み重ねが未来の健康、引き締まったカラダ、より良い人生を形成します。
覚悟を決めて取り組みましょう。
編集後記
指導している競馬学校騎手候補生の卒業式でした。
皆さんご卒業おめでとうございます。
来月からのデビューをしっかり見届けます!
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