#161 運動前のストレッチは力の発揮を弱めるが、それでもストレッチを導入している理由

引き締め専門トレーナーの荒井です。
『ボディメイクを通じて人々の自尊心を高め、日本を元気に!』をモットーに活動中です。
一般の方の指導の他、関東で唯一のJRA日本中央競馬会 騎手実践課程のフィジカルコーチやamazonランキング1位の著者としても活動しています。

多くの論文の研究結果により、運動前のストレッチは力の発揮を弱めることが明らかになっています。
このような発表を聞くと、一見運動前のストレッチは絶対NGのように感じるかもしれません。


しかし私の場合は、クライアントの状況により、運動前にストレッチを導入することがあります。
なぜかと言うと、柔軟性が欠けている筋肉があると適切なトレーニングフォームを取ることが難しくなるからです。
それでは、詳しく解説をしていきます。


筋力トレーニングを効果的に行うには、適切なフォームで実施することが鍵を握ります。
フォームが崩れると効果がないばかりか、最悪怪我をしてしまうリスクも高まるからです。

柔軟性が欠けていると適切なフォームで筋トレができない


適切なフォームで筋トレをするには、柔軟性が必要になります。
例えばスクワットでは、もも裏やお尻、ふくらはぎなどの筋肉に柔軟性がないとしゃがんだときに深くしゃがむことが出来ません。
また、バランスを崩してしまったり膝を痛めるようなフォームのスクワットになってしまうこともあります。


ベンチプレスを実施する時でも、肩甲骨の柔軟性がないと胸を張ることができません。
その為、首や肩などに負担がかかるリスクが高まります。


このように、柔軟性が欠けることでトレーニングの危険性が高まってしまいます。
柔軟性を高めるためには、ストレッチをすることが重要です。


特にアスリートではなく、一般の方の場合は筋トレに必要な柔軟性が欠けていることが殆どです。
なので私は、運動前にストレッチをして力の発揮が低下すると分かっていても、適切なフォームで筋トレを実施できるように導入するケースがあります。



とはいっても、やみくもに全身満遍なくストレッチをするわけではありません。
クライアントの柔軟性の課題となっている部位にのみ、ストレッチを実施していきます。


以上のことから、運動前のストレッチは力の発揮を弱めるリスクがあります。
しかし、それ以上に適切なトレーニングフォームで筋トレを実施していただくことを優先しているため、クライアントに対しては運動前に硬い部分にのみストレッチを導入することがあります。


皆様も、一概に運動前のストレッチはダメ!というわけではなくて、ケースによって柔軟に使い分けていきましょう。

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