#96 ダイエットに成功したいなら理想の自分と比較してはいけない

引き締め専門パーソナルトレーナーの荒井です。
『ボディメイクを通じて人々の自尊心を高め、日本を元気にする!』をモットーに活動しています。


体づくりを挫折させないためには、他人と自分とを比較することは避けましょう。
そして、それ以上に理想の自分と比較することも避けなければいけません。


なぜなら、そうすることで自己嫌悪に陥り、努力することを怠るようになってしまうからです。

他人と比較すると自分のダメな部分にばかり目がいってしまうもの


まずは、他人と比較をしないということですが、他人と比べて自分のダイエットがうまくいってるか?自分の体つきはどうなのか?ということを気にしてしまうと、自分の至らない部分ばかりに目が行ってしまいます。


ダイエットをする上で他人がどうであるかは、あなたにとって外的な要因。
関係のないものです。

なんでもかんでも他人と比べたりするのは避けましょう。


ダイエットに限らずですが、個人的には『ライバル関係』というものにも疑問を持っております。
そのような目線で他者を見てしまうと、自分の至らないとこばかりに目が行くばかりか、相手を蹴落としてまでも自分の成功を掴みとろうとする習慣が身についてしまうと思うからです。

まあ、根っからの体育会系気質な人はその方がモチベーションが上がるのかもしれませんが、私は全くそのようには感じません。


相手という外的要因に視点が行くのではなく、自分の頑張りという内的要因に視点を向けた方が建設的です。
自分が昨日までと比べて、どれだけ頑張ったのかにフォーカスをしましょう。

理想の自分と比較すると、頑張っていても理想とのギャップに目が行ってしまう。


他人と比べることもしてはいけないですが、それ以上にしてはいけないのが理想の自分と比べることです。


どういうことかと言うと、『本当はもっと頑張れるのに・・・』とか『本当だったらもっと良い結果なのに・・・』という風に考えてしまうこと。


このように考えることも挫折を生みます。
理想の自分と比べてしまうと、たとえあなたが今頑張っていたとしても、予定していたものとのマイナスの部分にしか目が行かなくなってしまうのです。


ダイエットに限らずなのですが、人間は予定や予想を軽く見積もってしまう傾向があります。
これぐらいなら自分は達成できるだろう。
と甘く見積もったバイアスがかかってしまうのです。


なので予定通りに行かなくても、開始当初よりも少しでも結果が出ているのであれば、ポジティブに捉えて良いでしょう。
自己嫌悪せず自分を褒めてやってください。
完璧主義はいけません。


何事も予定どおりに行くなんてことは50%程度です。

比べるのは昨日までの自分。昨日よりも少しだけ頑張れていたならそれでOK


このように他人や理想の自分と比較するのではなく、比較するのは昨日までの自分であるべきだと私は思っております。
昨日までの自分と比較して少しでも頑張れたのであれば、あなたのボディメイクは成功に近づいているのです。


前までジムに通うことも億劫だったあなたが、たとえ月に数回でもジムに通えているのなら、それはもう立派な成功です。
自分で自分を責めるのはやめにしましょう。


自己嫌悪をせず、心のゆとりを持ちながら日々のボディメイクに取り組んでみて下さい。


編集後記

7月はセミナー参加やプロレス観戦、ライブ、映画など仕事以外の予定がなかなかに詰まっています。
少しでもコロナ禍が落ち着くことを期待して、気をつけながら楽しみたいと思います。

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