#65 『プロトレーナー』という言葉には注意しましょう。
パーソナルトレーナーの荒井です。
ボディメイクを通じて人々の自尊心を高めるサポートをしています。
プロトレーナーと聞いてあなたはどんな印象を持ちますか?
トレーナーの中でも、実績のある人なのではないだろうか?
他のトレーナーより優れた能力を持っているのではないだろうか?
残念ですが、このように思ってたらやばいですよ。
なぜならプロトレーナーという呼び方は、誰でも名乗ることができるからです。
実はプロトレーナーという呼び方に定義はありません。
資格を持っているとか、実績があるとかそういったことは関係なしに
キャリアが浅くても、たとえ今日がトレーナーになった初日だとしても
誰でも名乗ることができてしまうのです。
そもそもパーソナルトレーナー自体が誰でも名乗れる職業です。
明確な国家資格がないので、資格を保持していなくても誰でも名乗ることが出来ます。
それと同様にプロトレーナーという呼び方も名乗ったもの勝ちです。
プロトレーナーと謳っているからといって、その人達がすべて優秀とは限りません。
『プロフェッショナル』という言葉を辞書(広辞苑)で引くと、
“専門家。職業としてそれを行う人”と説明がされています。
つまり、トレーナーという職業をしているだけで実は誰もがプロトレーナーです。
ちなみに職業という言葉の意味も調べると、
“生計を維持するために人が日常従事する仕事のこと”を表します。
なのでトレーナーの場合であれば、アルバイトの方でもプロトレーナーと名乗ることができます。
必ずしもプロトレーナーだからといって正社員というわけではないのです。
プロフェッショナルの対語として存在する『アマチュア』という言葉も調べてみると、
“職業としてではなく趣味として愛好する人のこと”を指します。
つまり趣味としてではなく、職業としてトレーニングを教えているなら誰でもプロトレーナーなのです。
本来誰でもプロトレーナーなのに、
なぜ堂々と広告などでプロトレーナーと謳うトレーナー達がいるのでしょうか?
それはそのように言った方が権威性が出るとわかっているからです。
プロトレーナーと謳うことで
この人はすごい人なのではないか?という錯覚をあなたにおこしているのです。
もちろん中には素晴らしいトレーナーさんもいます。
ですが、このように宣伝文句として謳っている方が多いのがこの業界の闇な部分です。
これからは『プロトレーナー』という表記を見ても疑ってかかるようにしましょう。
必ずしもプロトレーナーと名乗っているから優秀とは限らないからです。
実際にその方のトレーニングを受けているお客様の声や、カラダの変化、
これまでの指導実績などを参考にしていいトレーナーかどうかを判断してみてください。
【編集後記】
大好きな新日本プロレスの東京ドーム大会が決まりました。
正直来年は開催できないかと思ってましたのでプロレスの底力を感じています。
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