#209 疲れた時に甘い物食べたら、余計疲れやすくなりますよ

photograph of chocolate cupcake with red strawberry toppings


運動が苦手な人の為の引き締め専門トレーナー、荒井 智史です。
『ボディメイクで人々の自尊心を高め、日本を元気に!』をモットーに活動。
JRA日本中央競馬会 関東で唯一の騎手実践課程ストレングス&コンディショニングコーチや、amazonランキング1位の電子書籍作家として本の執筆もしています。

『疲れた〜!ご褒美に甘い物食べたい!』
このようにエネルギーを消耗した時、スイーツが心地よいリフレッシュに思えるかもしれません。

しかし、実はこの習慣が逆効果になることもあります。
甘いものを食べた直後には一時的にエネルギーが回復するように感じますが、その後に逆に疲労感が増すことがあるのです。

今回は、疲れた時に甘いものを摂ることがどのように体に影響を与えるのかを詳しく解説していきます。


甘いものを食べると、体内では血糖値が急上昇することがあります。
これが「血糖値スパイク」です。

スイーツには大量の砂糖が含まれており、その糖分が急速に血中に取り込まれるため、血糖値が短時間で大きく上がります。
体はこれをコントロールしようと、インスリンというホルモンを大量に分泌して血糖値を下げます。
例えるなら、ジェットコースターの上がり下がりのような物です。

これが原因で、甘いものを食べた直後には一時的に元気になったように感じるものの、その後に一層強い疲労感や眠気が襲ってくることがあります。


甘いものには砂糖だけでなく、脂質も多く含まれていることが多いです。
特に、ケーキやクッキー、アイスクリームなどのスイーツは、バターやクリームなどの高脂肪な食材がふんだんに使われています。こうした高脂肪の食品を過剰に摂取すると、腸に大きな負担をかけることになります。


脂肪の消化は時間がかかり、胃腸が働き続けることで、結果的に腸が疲れてしまうのです。
また腸内環境が乱れると、消化不良や便秘だけでなく、体全体のエネルギーレベルや免疫力にも悪影響が出ることがあります。



このように腸が疲労すると、栄養素の吸収がうまくいかなくなり、身体全体のエネルギーが不足する結果、さらに疲れやすくなるという悪循環に陥るのです。
なので、疲れた時に高脂質のスイーツを選ぶことは、腸の健康にとって望ましくない選択と言えるでしょう。

では、疲れた時に甘い物が欲しくなったら、何を食べるべきでしょうか?
そんな時ににおすすめの食べ物をいくつか解説します。

  1. 和菓子
    和菓子は洋菓子に比べて脂質が少ないです。
    その為、消化の際に腸に負担がかかりにくかったり、そもそものカロリーを抑える事ができます。
    私も串団子や大福をよく食べます。
    とはいっても、食べ過ぎは厳禁です。
    1日に摂るのは200kcal以下にしましょう。

  2. フルーツ
    フルーツは天然の糖分を含んでいるため、体に優しいエネルギー源となります。
    バナナやオレンジ、リンゴなどは、ビタミンやミネラルも豊富に含まれており、短時間でエネルギーを補給しつつ、栄養バランスも整えることができます。
    ヘルシーな印象のあるフルーツですが、食べ過ぎは禁物。
    あくまでスイーツの代替えという考えを持ちましょう。

  3. 高タンパク食品
    プロテインパウダーやプロテインドリンク、ギリシャヨーグルトなどの高タンパク食品も、甘いものを食べたい時にはオススメです。
    タンパク質は食欲の上昇を抑えてくれます。
    ただし、プロテインバーは脂質が多いためダイエットには不向きです。
    気をつけましょう。


疲れた時に甘いものを食べることは一時的な快感を得るための手段として有効ですが、長期的に見れば体に逆効果を及ぼす可能性があります。
血糖値スパイクや高脂質による腸の負担を避けるためにも、スイーツ以外の選択肢を持ちましょう。
健康的な選択をすることで、疲労を効果的に回復し、元気な毎日を過ごせるようになります。


編集後記


ゴジラ・ザ・ライドとウルトラマン・ザ・ライドに乗りたいがために、ひとり遊園地デビューしようか考え中。

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